你好。
台湾ツアーに参加すると、必ず組み込まれている「夜市」観光。
夜市って一体何?という疑問を抱かれる方も多いはず。
今日は日本人観光客が一番多く訪れるであろう「士林市場」と夜市の楽しみ方、屋台グルメについてまとめてみました。
これから台湾旅行に行かれる方が夜市を美味しく楽しく満喫できる参考になりましたら幸いです。
Contents
台湾の夜市って何?
夜市=ナイトマーケット。夜に開かれる市の事ですね。
日本では朝市の方が多いかもしれません。
では、日本で言う所のお祭りの縁日みたいな感じかな?
と思いきや、台湾の夜市は毎日毎晩色んな所で開催されます。
若者からファミリーまで大賑わいで、台湾の日常生活の1つです。
なぜ夜に外で食べている人が多いんだろう?
って不思議に思われるかもしれません。
しかも、ファミリーで小さい子供も遅い時間までいます。
それは台湾の生活習慣に深く関係しているのです。
台湾は基本的に夫婦共働きです。
でも日本でも共働き夫婦は多いし、それでも夕飯は作るよね?
ってツッコミが入りそうですが、そうなんですよね~。
私の周りの台湾の友人もそうなのですが、あまり料理を作らないんですよね、ママたち。
作るのも面倒だから、外で食べちゃおうってノリ。
外で食べたら安くて美味しいし(^^)
私は毎朝5時に起きて、仕事行く前に子供たちの分のお弁当作って朝食作ってるよ。
って話を台湾人にすると、大概「日本人ママは大変やねえ~」とびっくりされます。
彼女たちからすれば、しんどい事は避ければ良いというスタンスです。
無理はしません。
私はそれで良いと思います。
日本人ママは頑張りすぎだなと時々思います。
そんな事情ですので、夜市の食べ物はリーズナブルです。
まず行くなら台湾で最大規模の大御所!台北「士林市場」の夜市
士林市場はガイドブックでは必ず夜市ページのトップ記事、ツアーで行けば必ず組み込まれているという、大御所中の大御所夜市です。私も台湾で初めて行った夜市が士林でした。
読み方は士林夜市シーリンイエシー。
昔はメインの建物一階に食べ物屋台がずらっとたくさん並んでいて、ごちゃごちゃ感が「ザ・台湾!」という雰囲気で大好きだったのですが、現在食べ物屋台はメイン建物の地下1階に集められ、1階はお土産&ゲームコーナーになっております。
その結果整然とし、夜市らしくなくなったとは多くの人の意見ですが・・・。
それでもやはり最大規模の夜市ですので、お客さんは多すぎというくらいたくさんいます。
特に夕飯の時間前後は人でごった返します。
メイン建物の外にもたくさんのお店が立ち並んでいますので、ツアーの1時間そこらじゃ全く時間がたりません。
士林市場へのアクセス
士林夜市へは地下鉄(MRT)劍潭駅で下車、1番出口の改札を出て左側の道をまっすぐ徒歩3分。
「士林市場」という看板が掲げられたメインの建物が見えるのですぐわかります。
最寄駅は士林駅ではないので注意です!!
人数が多ければ、歩き疲れた帰りはタクシーもおすすめです。
観光客が多い為タクシーはすぐにつかまります。
士林夜市の営業時間
士林夜市の営業時間は、16:00頃〜翌1:00頃までです。
地下鉄は24時頃でなくなってしまいますので、地下鉄で帰る予定の方は要注意ですよ。
では、私が夜市に行ったら必ず食べる物をご紹介します
台北最大の夜市「士林夜市」で私が絶対に食べる屋台グルメ5選
何はともあれ蚵仔麺線(牡蠣ソーメン)
絶対に外せないのが
蚵仔麺線!
台湾語で「オアミソヮ~」と言います。
「ミソヮ~」の部分を鼻にかけて発音すると完璧です(^^♪
台湾発祥の食べ物ですので、北京語で発音することはありません。
台湾に行かれたら、ぜひ台湾語でチャレンジしてくださいね~
蚵仔(オアァ)とは牡蠣(カキ)の事でございます。
カツオ出汁がきいた温かいトロトロのスープに煮込んだ素麺と小粒の牡蠣。
上にはパクチーが載ってます。
パクチーが苦手な方は
「我不要香菜(ウォープヤォ シャンツァイ)」と言いましょう。
辛味調味料が置いてますので、少し足すと味が引き締まって美味しいです(^^)/
(※ちなみに↑の写真は蚵仔麺線に豚モツも入っている綜合麺線です)
他の麺類にも言える事ですが、台湾の麺には基本コシはありません。
ぐでんぐでんです。
連日の中華料理に疲れた胃に、牡蠣麺線は優しく接してくれます。
まだ日本ではあまりお見掛けしませんので、台湾で是非!
蚵仔煎(牡蠣オムレツ)も外せない
引き続き牡蠣で攻めたいと思います。
ド定番、蚵仔煎。
同じくやはり北京語で発音することはなく、台湾語で「オアツェン」と発音します。
オムレツと日本語タイトルがつけられていますが、決して洋風を想像してはいけません。
完全に中華。
でも、私たちの知っている中華の味とはまた異なる気がします。
小粒の牡蠣と卵を炒め、そこに白菜を投入。
それをサツマイモの澱粉を水で溶いたものでとじます。
ラストに独特の甘いたれをボトンとかけたら出来上がり。
この甘いたれ、台湾の屋台メニューにちょこちょこ顔を出してきますのでお見知りおきを。
プルプルした食感の摩訶不思議なオムレツ。
是非お試しくださいね。
士林の胡椒餅も美味しいのだ
胡椒餅でございます。
胡椒をたっぷり加えたネギとお肉を包んで特性の土器の中で焼き上げます。
胡椒たっぷりといっても辛くはないのでご心配なく。
土器で焼き上げているのでめちゃくちゃ熱いです。
気を付けて頬張ってくださいね。
この味は万人受けするでしょう。
病みつきになること間違いなしです!
饒河街観光夜市の行列店「福州世祖胡椒餅」の系列店が士林にもあり、こちらのお店もとても美味しいんですよ。
ひとつ50元ですが、すごくボリューミー。
スパイシーで中華風★大雞排(フライドチキン)はコスパ最強
大雞排は中国語でターチーパイ。
フライドチキンです。
スパイシーでしっかり味がついてます。
カリッとしていて、中はジューシー、美味しくないはずがない。
そして美味しいのはもちろんのこと、サイズ感がおかしいのです。
顔よりも大きい大雞排が70元ってコスパ最強じゃないですか。
士林では「豪大大雞排」が有名です。
(台北市士林區文林路113號(陽明戲院前))
臭いけど意外とアリ?チャレンジメニュー「臭豆腐」
最後に賛否両論チャレンジメニューです(^^)/
強烈な臭いが特徴の臭豆腐。
その臭いが台湾リピーターは恋しくなるのです。
不思議ですねえ。
臭豆腐は中国各地域によって全然味が違います。
台湾や香港のものは、植物の汁を納豆菌や酪酸菌によって発酵させた漬け汁に豆腐を一晩つけているだけなので、豆腐自体は発酵はしていません。豆腐表面のタンパク質が漬け汁のお陰で変化し独特の臭いを発するもの。
それを揚げてあつあつの上に漬物をのっけて食べます。
見た目は厚揚げっぽく、揚げているからか臭みも緩和されています。
中国華北で食べられる臭豆腐に比べるとかなりマイルドなんです。
なんてったって発酵汁の影響は表面だけですからっ!
さて、あなたは「激しくマズイ(◎_◎;)」のでしょうか?
それとも「激しくウマイ(*^▽^*)」のでしょうか?
つべこべ言わずに、レッツチャレンジ!!
↓ ほとんどのお店は良心的ですが、たまにこういう事も・・・。
大人も子供も夢中になるゲーム屋台
士林市場のメイン建物の1階がゲームコーナーになってます。
まるで日本の縁日みたいで楽しいです。
腹ごなしにぜひ(^^)/
台北最大の夜市「士林夜市」、ぜひ美味しく楽しくお過ごしください。
再見(^^)/
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