你好。
台湾で留学していた頃、こんなに美味しい食べ物が世の中にあったのか!というくらい、
パイナップルケーキの魅力に憑りつかれておりました。
その辺のパン屋さんやケーキ屋さん、スーパー、必ずといって良いくらい置いているローカルフード、パイナップルケーキ。中国語で鳳梨酥(ふぉんりーすー)と申します。
あれから20数年、まさかあのパイナップルケーキがこんなおしゃれに進化するとは、誰が予想していたでしょうか???すっかり立ち位置違うやん。
私が食べ慣れている鳳梨酥がオールドスタイルだとすれば、最近ガイドブックに掲載されていたり、テレビで紹介されているものは新式スタイル。進化系鳳梨酥と名付けたいくらい、変わってしまいました。
進化系鳳梨酥の代表格がこの「サニーヒルズ(微熱山丘)」の鳳梨酥ではないでしょうか?
どこの鳳梨酥もそうだと思いますが、個包装されているので、会社で配ったりするのに便利ですよね。
しかも喜ばれる確率はかなり高いお土産だと思われます。
↓ 個包装はこんな感じ。日本人が喜ぶ綺麗なパッケージ。
↓ 綺麗な四角ですな。
↓ 切ったら中はこんな感じ。繊維がすごい。
英国王室やフランス大統領府、フランス国内の三ツ星レストラン御用達のフランス産エシレバター、日本産小麦粉使用。なので、洋菓子ですよ、すっかり。中華菓子ではないんですよ。遠くに行ってしまったな。なんか寂しい。
進化系鳳梨酥とオールドスタイルとの大きな違いは、中のパイナップルペーストではないでしょうか。オールドスタイルでは固めのジャムという感じだったのが、進化系は「余計な物は絶対混ぜません。がっつり濃縮パイナップルで勝負や!!」という圧がすごい。
やはり人気ブランドだけあって、美味しいです。本当。
サニーヒルズさんは何と日本に進出しています。
2018年現在、東京の南青山と自由が丘に店舗がございます。
インパクトが大きすぎる青山のこの店舗は、日本を代表する建築家の一人である隅研吾氏がデザインされました。木材を使用した和テイストが特徴で、「和の大家」と称されています。スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店や浅草文化観光センターなどのデザインも手掛けていらっしゃいます。
2階に上がりカフェスペースに座ると、お茶と鳳梨酥まるまる1個が試食としていただけます。太っ腹。
この組木は「地獄組」という伝統的な技術で、もともとは障子などの建具を作るのに使われていた技法。一度組んだらばらすのが難しく(ゆえに地獄組という)、釘や接着剤などで固定する必要がないそうです。確か京都の清水の舞台も地獄組で作られていたのではないでしょうか。日本の伝統建築法ってすごいですよね。折角なので3階にも上がって隈研吾氏のデザインを堪能しましょう。
おしゃれ青山×日本の伝統建築×進化系鳳梨酥のコラボ。
間違いなく最高でしょ。
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