私が台湾留学を決めた理由②

你好。

私が台湾留学を決めた理由①の続きです。

シルクロード一人旅の残すところあと2日!
なのに、留学先の事は一切決める事なく・・・。
時が過ぎるのは本当に速いですねぇ。

あと2日過ごさないといけないのに、手持ちの人民元が底をつきそうになったので両替商を探しにでかけました。

当時中国では2種類の貨幣が流通していたんですよ。
一つは、人民元(RMB)。これは今も流通しています。
もう一つは、外国人専用の外貨兌換券(FEC)

↓ コレです

1995年に撤廃されるまで、外国人が旅行や商用で中国を訪れると、銀行で両替すると渡されるのはこの紙幣でした。

この2種類の貨幣の何が違うのかと言うと、当時は輸入製品などは外貨兌換券でしか買えませんでした。そして、兌換券は外貨との両替が可能ですが、人民元は外貨と両替することができなかったんです。

当時の政策上、外国人には人民元を手に入れる事ができず、中国人もまた兌換券を手に入れることはできなかったんです。

なので、兌換券を手に入れたい中国人が両替商を開いていました。
当時は、FEC100元がRMB140元に両替してもらえた感じです。

ただ、たくさんRMBに換えちゃうとRMBは日本円に交換不可なので、日本円をFECに銀行で両替して、必要な分だけ両替商でRMBに交換するという方法をとっていました。

RMBに交換した方がレートが良いということと、一般人民は特に辺境の方へ行くとFECを渡しても「おもちゃのお金か?」と言われる事もあるくらい人民に浸透しておらず、街中でFECは非常に使いづらいということもあり、両替商は必要不可欠だったのです。

そのRMBが底をつきそうだったので両替商を探しに出かけました。
道を歩いていると「Change money?」と小さな商店のおばさんが声をかけてきたので、「OK」と答えると、薄暗い商店の奥に導かれました。

店の中に入ったのはまずかったかなあ・・・・、と少し後悔しつつ奥の椅子に座りました。

そこには人民服っぽい服装を着たお兄さんが一人座っていたので、
「我要換人民幣(RMBに両替したいでをす)」と伝えると、
そのお兄さんが「你好。你是日本人嗎?(こんにちは。あなた日本人?」と言いました。
「対(はい)」と答えると、そのお兄さん、

「おー!日本人やん!久しぶりや~」

と、もろ関西弁で喜んでます。

「え?日本人ですか?」と私がびっくりして尋ねると、

「そうなんですよ。僕神戸市外大の学生で、台湾留学の帰りに中国に旅行に寄って、もうすぐ帰国なんですよ。」とお兄さんが言いました。それが、

Aさんとの運命的な出会いでした!!

そのまましばらく日本語に飢えているAさんと商店でお話をしました。

Aさんは台湾留学中、日本人向け学習塾でアルバイトをしていたのですが、その塾のアルバイトの同僚が、偶然私の大学の後輩ということもあり、おしゃべりは盛り上がりました。

その時、商店のおばさんと話すAさんの中国語がとても流暢だったことに驚き、台湾の留学事情をAさんに色々と質問して教えていただきました。

その結果、

これも何かのご縁と思い、
まさか一度も考えた事のなかった台湾留学をあっさり決めてしまったのです!!!

旅行から帰国した後、
Aさんとは連絡を引き続き取り合い、後輩を交えて飲みに出かけたり、更に詳しく台湾留学について教えていただきました。
Aさんとの出会いがなければ、私は台湾へ留学に行く可能性はゼロだったと思います。
Aさんとの出会いに感謝しかありません。

具体的にどういった点を魅力的に感じたのか、
詳しくは台湾留学のメリットで語りたいと思います!

私が台湾留学を決めた理由①はこちら

こちらも参考にどうぞ!
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