淡水老街(たんすいろうがい)台北市観光のおすすめモデルコー最新版

淡水老街

初めての方なら台北から小旅行!夕陽と屋台が誘う「淡水老街」

台北中心部からMRTでたった約40分

到着した瞬間、空気がローカルな場所が「淡水(タンスイ)」です

台北市民にとっても週末のお出かけスポットとして人気で、特に「淡水老街(タンスイ・ラオジエ)」は、昔ながらの雰囲気と海辺の開放感が同時に味わえる観光エリア

海沿いを歩きながら屋台グルメを食べ歩き、夕暮れには世界一ロマンチックと評される淡水の夕陽を眺める

淡水の夕陽

そんな“スポットが、台湾旅行の中で一番心に残る思い出になるかもしれません

淡水老街とは?― 台湾の“レトロ”が詰まった街並み

 

淡水老街は、淡水駅を出てすぐに広がるにぎやかな商店街
古くから港町として栄えた淡水は、西洋文化の影響を受けながら発展したため街並みにはどこか異国情緒が漂います

レンガ造りの建物

レンガ造りの建物や、古い看板が連なる細い路地
甘い匂いに誘われて歩いていると、屋台やお土産屋が所狭しと並び、活気に満ちています
昼は観光客でにぎわい、夜になると提灯が灯り、海風が心地よく吹き抜ける――そんな“台湾の下町+港町”の風景がここにはあります

淡水老街の屋台グルメ

やっぱりここも食べ歩き天国!淡水老街の屋台グルメ

 

淡水老街に来たら、まずは食べ歩きからスタート
ここは台湾でも屈指の“グルメストリート”です

  • 阿給(アゲイ)

淡水名物といえば、やっぱり「阿給(アゲイ)」
日本の油揚げに春雨を詰め、甘辛いソースをかけたもので、どこか懐かしい味
熱々をハフハフ食べると、旅の疲れがすっと癒えます

  • 魚丸湯(ユーワンタン)

つるっとした魚のすり身団子が入ったスープ。淡水の漁港で獲れた魚を使っており、出汁がやさしい
朝ごはん代わりにもおすすめ

  • 烤魷魚(カオヨウユー)

いかの丸焼き。香ばしいタレが食欲をそそり、ビールとの相性も抜群

  • 芋頭冰淇淋(タロイモアイス)

デザートには、紫色がかわいいタロイモアイスを。ほんのり甘くて、暑い日にはぴったりのスイーツです

他にも「胡椒餅(コショウまん)」や「臭豆腐」、「焼き甘栗」など、食べたいものが多すぎて困るほど

屋台を少しずつつまみながら、のんびり海沿いを歩くのが淡水流の楽しみ方です

夕陽の名所 ― “台湾で一番ロマンチックな時間”

夕陽の名所 ― “台湾で一番ロマンチックな時間”

淡水といえば、何といっても夕陽です
太陽が海の向こうに沈んでいく光景は、まるで映画のワンシーンのよう

特におすすめは淡水漁人碼頭(フィッシャーマンズワーフ)にある「情人橋(ラバーズブリッジ)」
白いアーチ橋の上から眺める夕暮れは、淡水の代名詞といっても過言ではありません
日没時刻にはカップルや家族連れ、写真好きの旅行者が集まり、皆それぞれに静かにその瞬間を見つめています

オレンジからピンク、紫へと空の色が変わり、淡水河が金色に染まる――
台北の喧騒を離れて、こんな穏やかな時間を過ごせる場所があることに、きっと驚くはずです

紅毛城

レトロ建築を歩く ― 紅毛城と真理大学

食と夕陽だけで終わらないのが淡水の魅力
少し足を延ばせば、歴史ある建築群が点在しています

真理大学

  • 紅毛城(ホンマオチェン)

17世紀、オランダ人によって築かれた要塞。赤レンガの外観が印象的で、今でも当時の面影が色濃く残っています
丘の上からは淡水河を一望でき、のんびりとした景色が広がります

  • 真理大学と淡江中学

紅毛城のすぐ近くにある真理大学(Aletheia University)は、台湾でもっとも美しいキャンパスの一つ
その奥にある淡江中学は、映画『悲情城市』のロケ地としても知られています
レトロな校舎と緑の木々が調和し、どこを撮っても絵になるスポットです

川沿いカフェでひと休み

川沿いカフェでひと休み

淡水の海辺を歩いていると、お洒落なカフェが点在しています
おすすめは、老街の外れにある「The One Café」や「海風咖啡(Sea Breeze Café)」
オープンテラスからは淡水河が見渡せ、ゆったりとコーヒーを飲みながら時間を忘れることができます

特に夕方のカフェタイムは格別
潮風に吹かれながら見る夕陽と、温かいカフェラテの香り―
それは台湾の中でも、淡水でしか味わえない“幸福のひととき”です

夜の淡水もおすすめ!

夜の淡水もおすすめ!

日が沈んでも、淡水老街の魅力は終わりません
夜になると屋台の明かりが灯り、港沿いの遊歩道には恋人たちの姿がちらほら
海風に当たりながら夜市の屋台で軽くつまむのも楽しいです

週末には、河川敷でライブ音楽やパフォーマンスが行われることもあり、思いがけず旅先の一期一会が生まれるかもしれません

淡水老街への行き方(アクセスとモデルコース)

モデルコース例

  1. 午前:台北からMRTで淡水へ
  2. 昼前:淡水老街で食べ歩き(阿給・魚丸湯など)
  3. 午後:紅毛城・真理大学を散策
  4. 夕方:フィッシャーマンズワーフで夕陽鑑賞
  5. 夜:老街で夜市グルメ or カフェでゆっくり

帰りは、MRTの夜景を見ながら台北市内へ
小旅行気分で楽しめる、完璧な一日プランです

【基本情報】

名 称:淡水老街

所在地 :  No. 1, Zhongzheng Rd, Tamsui District, New Taipei City,

アクセス: MRT淡水信義線(赤線)「淡水駅」下車すぐ

所要時間:台北駅から約40分

おすすめ滞在時間:半日〜1日

詳細URL(公式HP):https://newtaipei.travel/zh-tw/attractions/detail/109658

↓MAP

ゆるやかな時間が流れる海辺の街

淡水老街は、派手な観光地ではありませんが、歩けば歩くほど、台湾の“素顔”に出会える場所です

屋台の匂い、川沿いの風、地元の人の笑顔など・・それらが混ざり合って、ゆったりとした地元のリズムを作り出しています

台北の喧騒から少し離れて、気ままに歩、海に沈む夕陽を眺めることできるのが「淡水老街」です

台湾旅の淡水の風を感じて台湾がもっと好きになると思います

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