【最新版】台湾線でワイヤレスイヤホンは預け入れ不可!飛行機内への持ち込み危険物ルールを徹底解説

台湾線

台湾線でワイヤレスイヤホンは預け入れ不可!


台湾路線でBluetooth対応ワイヤレスイヤホン(充電ケース含む)の預け入れ禁止が周知されています

リチウム電池内蔵機器の取り扱いは年々厳格化。この記事では、機内に持ち込めるもの/預けられるものを最新基準で整理し、出発前のチェックポイントをわかりやすくまとめます

長栄航空(エバー航空)傘下の立栄航空(ユニー航空)はこのほど、Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンの預け入れ荷物を禁止すると発表

同様の措置は、エバー航空や中華航空(チャイナエアライン)、中華航空傘下の台湾虎航(タイガーエア台湾)でもすでに実施されています

ユニー航空では、Bluetoothワイヤレスイヤホンおよび充電ケースにはリチウムイオン電池が内蔵されており、輸送中に自動充電機能が作動することで火災の危険があり手荷物として機内に持ち込むよう呼びかけています

国際線

台湾へ良い旅を迎えるために国際線のチェックも忘れずに
最新ニュース:ワイヤレスイヤホンは預け入れ不可機内持ち込み推奨


ワイヤレスイヤホンと充電ケースにはリチウム電池が内蔵され、自動充電等により輸送中の発熱・発火リスクがあるため、受託手荷物(預け入れ)は不可

機内へ手荷物として持ち込み端子の保護・電源OFF・ケース収納を徹底しましょう

<危険物の例>

<危険物の例>

<電源を完全にOFF>

PCやタブレット

PCやタブレットをカバン等の中に入れるときも、ケースや衣類などで保護

一目でわかる|機内・預け入れ「可否」早見表

品目 機内持ち込み 預け入れ 主な条件
ワイヤレスイヤホン(充電ケース含む) × 電源OFF/端子保護(ケース収納)/手元で管理
モバイルバッテリー(予備電池) × 160Wh以下/100Wh超~160Whは最大2個/端子絶縁
スマホ・PC・タブレット等(内蔵電池) 預ける場合は完全電源OFF(スリープ不可)/緩衝材で保護
コードレス・電池式ヘアアイロン 条件付き 条件付き 電池の取り外し or 熱源と電池の回路分離が可能なもののみ可/外した電池は機内へ
液体(化粧品・ヘアケア等) 1容器500ml(g)以下・1人2L(kg)まで。国際線は100ml容器+1L透明袋
電子タバコ ◯(充電不可) × 端子絶縁・ケース収納/機内での充電・使用不可
喫煙用ライター・安全マッチ ◯(1人1個/身につけて) × オイル・ガスの充填用は持込不可
加熱式弁当(発熱材入り) × × 発熱反応が危険物に該当

リチウム電池製品の基礎知識(100〜160Wh/本数制限)

  • 機内持ち込みが原則(予備電池・モバイルバッテリーは預け入れ不可)
  • Wh(ワット時定格量)の確認式: Wh = (mAh × V) ÷ 1000
  • 160Wh以下のみ可。100Wh超〜160Wh最大2個まで
  • 端子のショート防止(テープ・ケース)と座席上棚に入れない等の管理が推奨

• 電子タバコ

  • 電子タバコについては、機内で本体・予備バッテリーの充電はできません

電子タバコ

化粧品(スキンケア、ヘアケア用)などの液体物

機内持込み手荷物にも、預け手荷物にもできます

【機内持込み手荷物、預け手荷物の条件】

1容器当たり500ml(g)以下までで、1人当たり2ℓ(kg)以下までであれば機内持込み手荷物、預け手荷物ともにできます

※国際線を利用するときに100ml(g)を超える液体を持ち込む際には、1個の容量が100ml(g)以下の容器に入れ、その容器をジッパー付きの透明なプラスチック製の袋(容量1ℓ以下。目安としては縦と横のサイズが足して40cm以内のもの。)に入れる必要があります

そのほか、国際線の液体物の持込み制限については、国土交通省「国際線の航空機客室内への液体物持込制限について」をご覧ください

要注意アイテム別ルール

コードレス・電池式ヘアアイロン/ヘアブラシ

電池が取り外せない熱源と電池の回路が分離できない製品は不可。分離できる製品はその機能を使い、外した電池は機内へ持ち込みます

液体物(化粧水・ヘアケア等)

機内/預け入れいずれも可。国際線の機内持ち込みは100ml容器に入れ、1L以下のジッパー袋

喫煙用ライター・安全マッチ

機内持ち込みのみ可(1人1個)。充填用ガス・オイルは不可

喫煙用ライター・安全マッチ

加熱式弁当(発熱材付き弁当)

酸化カルシウム(生石灰)を水と反応させて発熱する加熱式弁当は、機内持込み手荷物にも、預け手荷物にもできません

加熱式弁当(発熱材付き弁当)

電動車いすをお使いのかたへ

ふだん電動車いすを使っているかたが飛行機を利用するときには、事前に、電動車いすを機内へ持ち込めるのか、あるいは手荷物として預ける必要があるのか、ご確認ください
電動車いすに搭載されているバッテリーには、次のような危険を生じさせる可能性があるためです

  • 輸送中の振動などにより、電源が入り、動き出すおそれ
  • 輸送中の気圧や温度の変化などにより、バッテリー内にある硫酸等の電解液が漏れ出すおそれ
  • 輸送中の衝撃などにより、バッテリーが発火するおそれ

このため、国際規則及び国内規則で、電動車いすを飛行機で安全に輸送するためのルールが、電池の種類ごとに定められています
電動車いすをお使いになるかたが飛行機を利用しようとする場合は、事前にご自身の車いすの仕様や電池の種類を確認しておきましょう

電動車いすで飛行機を利用する際のルールについては、国土交通省「機内持込・お預け手荷物における危険物について」の中の「特に取扱いが複雑な電動車椅子についての詳細はこちら」をご覧ください。

電動車いす輸送の国内基準(概要)

電池の種類 受託要件 予備用電池の制限 取り外した電池・予備電池の積載場所
非防漏型蓄電池

乗用車などに使用されている一般的な液体バッテリー

  • 電池は電動車いす等に確実に装着され、かつ、電源が切られていること
  • 直立の状態で輸送すること。常時直立を保てない場合は電池を取り外すこと
不可 貨物室(受託手荷物)
防漏型蓄電池

完全に密封された液体バッテリー

  • 電池は電動車いす等に確実に装着され、かつ、電源が切られていること
  • 電池を取り外す場合は、使用者が簡単に外せるように設計されていること
1個
ニッケル水素電池等(ドライバッテリー)

乾式バッテリー
約7割の車いすに使用されているマンガンバッテリーも含む

  • 短絡又は不測の作動を防止する措置がとられていること
  • 危険な熱を発生させる可能性のある電池ではないこと
制限なし。
ただし航空会社の規定により、「2個」に制限されている場合がある。
リチウムイオン電池

一部の車いすに使用されている

  • 電池は電動車椅子等に確実に装着され、かつ、電源が切られていること
  • 電池が十分に保護されておらず、使用者が外せるように設計されている場合は電池を取り外すこと
  • 外した電池及び予備電池は300Wh以下であること
1個。
160Wh以下の場合は2個。
旅客室(機内持込み手荷物)

よくある質問(FAQ)

Q. ワイヤレスイヤホンはどうやって持ち込めば良い?

A. 充電ケースに入れ、電源OFF・端子保護のうえ機内手荷物として持参。預け入れは避けてください。

Q. モバイルバッテリーは何個まで?容量は?

A. 160Wh以下のみ。100Wh超〜160Whは最大2個まで。端子の絶縁と手元保管を徹底。

Q. コードレスのヘアアイロンは使える?

A. 電池が取り外せる/回路分離できる製品のみ可。外した電池は機内に、アイロン本体は機内または預け入れへ。

出発前チェックリスト

  • □ イヤホン・予備電池は機内へ(預け入れはしない)
  • □ モバイルバッテリー容量(Wh)と個数を確認
  • □ 電子機器を預ける場合は完全電源OFF+緩衝保護
  • □ 液体は100ml容器+1L袋を準備
  • □ ライターは身につけて1個のみ

空港の手荷物検査で危険物と見なされるものが見つかった場合、空港のロッカーに預けるなどの時間がないときはその場で放棄せざるを得なくなります
そういったことを避けるため、事前に機内への荷物の持込みルールを確認しておきましょう
万一、危険物をお持ちの場合は、空港カウンター又は保安検査場で必ず係員に申し出てください

また、危険物に該当するかどうか判断がつかない場合は、航空会社にご確認ください

資料:国土交通省 文責:内閣府政府広報室


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