台湾の歴史、ざっくり簡単にまとめてみた。【その②】清朝統治時代(1683~1895年)

你好。ゆりでございます。

台湾の歴史、ざっくり簡単にまとめてみた。【その1】の続きでございます。
今回は清朝による統治時代です。

清朝による台湾統治

化外の地

明朝が倒れ清朝による台湾統治が始まり、中国大陸の福建省、広東省から漢民族が移住してきます。

このころ台湾に移住してきた漢民族(本地人と言います。生粋の台湾人。本省人。)の言語(つまりは台湾語)は中国福建省の南部地域の言葉(厦門アモイの辺りになります)に非常に似ています。それが現在の台湾語(閩南話ミンナンフア)につながってします。

しかし、当時の清朝は台湾を「化外の地」と呼び、台湾経営に対しては消極的でした。

化外の地」とは

中華文明に於いて文明の外の地方を表す用語。中華思想では、中国の権力・法律が行き届いていない地方のことをいい、またその地方に住む民族を「蛮族」と呼んだ。中国の古代では、中原から遠く中華文化の影響が薄かった台湾・海南・新疆などのことを呼んだ。 引用:ウィキペディア

 

化外の地台湾には清朝中央の力が及ばない為、移民するのは海賊や貧民ばかり。
しかもマラリアやデング熱などの熱帯病や原住民との衝突、台風による水害などで台湾は内乱が相次ぎました。

そんな台湾に、清朝は清の人々が台湾に定住することを抑制するため女性の渡航を禁止しました。
つまり台湾には漢民族の女性がいなかったのです!

そのため、中国から台湾に移住した漢民族は原住民の女性と結婚をせざるを得ません。
結果、漢民族男性と原住民女性の混血が進み、それが現在の「台湾人」のルーツになっています。

牡丹社事件

1871年、そんな化外の地台湾に、宮古島民が乗った船が台風で台湾南部の八瑶湾に漂着。
乗員69人中、3人は水死、残り66人が原住民族のパイワン族の高士仏社に助けを求めましたが、やり取りをする間に誤解が生まれ、54人が殺害されてしまいます。
生き残った12人は中国福建省を経由して那覇に戻る事ができました。

事件当時の宮古島は琉球王国に属していましたが、事件翌年の明治5年(1872年)、日本帝国に併合され沖縄県になりました。
そこで、日本政府は北京に大使を送り、牡丹社事件の解決を清朝に迫ります。
しかし清朝は「化外の民がやったこと」と拒否。
それを受け、日本政府は明治7年、討伐軍を上陸させ牡丹社を攻撃、付近の蕃社も占領しました。
これが、開国以来初めての海外派兵となりました。

この一連の出来事を牡丹社事件と言います。
ちなみに私が学生の頃は牡丹社事件と習った記憶があるのですが、その後の研究により「牡丹社事件」ではなく「高士仏社事件」が正しいと思われます。

清朝は大慌てです。
1874年日清両国互換条款が調印され、清朝は賠償金を支払うことで事件は一件落着。
初めて公式的に台湾は清朝のものと認められました。
この時から清朝は台湾を積極統治に切り替えます。

日清戦争と下関条約

ようやく清朝が台湾を積極的に統治したのも束の間。
1894年、日清戦争が勃発します。
日清戦争は主に朝鮮をめぐる日本と清朝との戦争です。
日清戦争に至る説明は長くなるので割愛します!
(だってざっくり簡単がスタンスなので(^^))

翌1985年下関条約が締結されます。

下関条約とは

 

  1. 朝鮮の独立を認める
  2. 遼東半島を日本に譲渡(中国と朝鮮の間にある半島)
  3. 台湾を日本に譲渡(日本初の植民地となる)
  4. 澎湖諸島を日本に譲渡(台湾と中国本土の間の島々)
  5. 日本に賠償金2億両(テール)を支払う(当時の日本の国家予算の3倍程度と言われています)
  6. 日清通商航海条約を結ぶ(貿易における日本への待遇を欧米と同じにするなど不平等条約)

台湾は日本に譲渡され、日本政府は台湾総督府を台北に設置、植民地経営を始めます。
この台湾総督府は、今現在も「総統府」として残っています。


台湾ツアーに参加すると、赤レンガの立派な建物をバスから眺めると思うのですが、それがこの日本政府が設置した総督府なのです。
これより日本が敗戦する1945年までの間、台湾は日本の統治下におかれます。

台湾旅行に行くなら歴史を知っておくと旅行がさらに充実しますよ

というのは本当です。
なんで???という場面で歴史認識があると、あー、なるほどね、とうなずけますよ。

でも台湾の歴史本なんてたくさんあって選べない、難しそうでヤダ!
と言う方に、これだけ読めば良い!という、ゆり厳選の2冊をご紹介します。
あまりにざっくりな私の説明を、きちんと納得できるまで穴埋めしてくださる素晴らしい2冊です。


新ゴーマニズム宣言 台湾論
漫画なので読みやすいです。
ちょっと文字が多く、本省人よりの内容ですが、台湾の近現代史を学ぶにはこれ以上の本はないかと思います。

街道をゆく40 台湾紀行
王道中の王道。台湾行くならまずはこれ!という本です。
司馬遼太郎先生の観察眼はするどいのです。

 

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