台北夜市のおすすめ|地元民や観光客が引き締め合う屋台通りが人気の饒河街観光夜市

饒河街観光夜市

三大夜市の饒河街夜市と龍山寺とセットで代表的なローカルの醍醐味を味わう

 〜屋台の灯りとお寺の祈りが交差する台北の夜〜

台湾の夜を語るなら、活気ある「台湾らしい」雰囲気が楽しめる「夜市(よいち)」は欠かせません
その中でも台北市民に長く愛されているのが、饒河街夜市(ラオフージエ・イエシー/Raohe Street Night Market)です

グルメ、雰囲気、ローカル感すべてがバランスよく揃い、地元の人が“本気で通う夜市”としても知られています

龍山寺

しかも、近くには有名なパワースポット「松山慈祐宮(ソンシャン・ツーヨウゴン)」や「龍山寺」もあり、昼は寺院参拝、夜は屋台グルメというルートで1日たっぷり楽しめます

台湾三大夜市の饒河街夜市ってどんな夜市

台北MRT「松山駅」出口から徒歩1分。駅の目の前に赤い門がどん!と構え、・・・
そこから真っ直ぐ約600メートルほど続く一本道が夜市の盛り場です

通りの両側にずらりと並ぶ屋台が圧巻で歩くだけでもワクワクするでしょう・・・

饒河街夜市

香ばしい匂い、湯気、活気、そして人の波——これぞ“台湾夜市”の真髄

士林夜市が「観光夜市」なら、饒河街夜市は「地元密着型」なのです

価格も庶民的で、ローカルの味を本場で味わいたい人にぴったりの場所です

台湾の三大夜市は?

台湾の三大夜市は士林夜市、饒河街観光夜市、寧夏夜市と言われています。これらは台北市内にあり、それぞれ特色があり、台湾の多様な夜市文化の体験できます

士林夜市:台北最大級の夜市で、初めての台湾旅行におすすめです。買い物や食事が充実しており、多くの観光客で賑わいます

饒河街観光夜市:約600mの1本道に屋台が並び、活気ある「台湾らしい」雰囲気が楽しめます

寧夏夜市:ミシュランの「ビブグルマン」にも選ばれるなど、質の高いグルメが豊富で特に地元通の人々に愛されています

まずはここから!定番&人気グルメ5選

① 福州胡椒餅(フージョウ・フージャオビン)

① 福州胡椒餅(フージョウ・フージャオビン)

饒河街夜市の名物中の名物といえば、入口すぐの「福州世祖胡椒餅」
炭火の窯で焼かれる香ばしい胡椒餅は、表面カリッと中は肉汁たっぷり

胡椒餅

黒胡椒がピリッと効いた豚肉あんとネギの相性は抜群です
行列必至ですが、並んででも食べたい一品!

② 胡椒牛排(ペッパーステーキ)

② 胡椒牛排(ペッパーステーキ)

夜市らしいボリュームメニューも多く、中でも鉄板ステーキ屋台は迫力満点
ジューッと音を立てながら焼かれる牛肉に、黒胡椒ソースがかかった香りがたまりません
熱々の鉄板ごと渡されるので、テンションも最高潮!

③ 蚵仔煎(オアチェン/牡蠣オムレツ)

③ 蚵仔煎(オアチェン/牡蠣オムレツ)

台湾夜市の定番中の定番。ぷりっとした牡蠣と卵のトロトロ感、甘辛いソースが特徴
饒河街の「阿國蚵仔煎」は、地元民が通う人気店で、外さない味として有名です

④ 胡椒蝦(ペッパーシュリンプ)

④ 胡椒蝦(ペッパーシュリンプ)

海鮮好きならぜひトライしたいのが胡椒蝦
スパイシーな黒胡椒で味付けされたエビを、殻ごと豪快に食べるスタイル
ビールとの相性が最高で、夜風に吹かれながら食べる一杯は格別!

⑤ 芋頭球(ユートウチウ/タロイモ団子)

⑤ 芋頭球(ユートウチウ/タロイモ団子)

スイーツ好きには、外カリ中トロのタロイモボールを・・・
ほんのり甘く、素朴で優しい味わい
揚げたてはサクサク、冷めても美味しい不思議な食感がやみつきになります

松山慈祐宮

食べ歩きだけじゃない!夜市のもう一つの主役「松山慈祐宮」

饒河街夜市の入り口にそびえるのが、松山慈祐宮(ソンシャン・ツーヨウゴン)
航海・商売・縁結びの女神「媽祖(マーズー)」を祀る、台北屈指の歴史ある廟です

松山慈祐宮

夜になるとライトアップされ、金色に輝く豪華な装飾が幻想的
線香の香りが漂い、屋台の喧騒とはまた違う厳かな空気が流れています

参拝方法は簡単。線香を受け取り、三度お辞儀してから願い事を唱えるだけ
「商売繁盛」「良縁祈願」「旅の安全」など旅人にもぴったりのご利益があります

龍山寺と合わせて巡るおすすめコース

饒河街夜市は台北の東エリアにありますが、もう一つの有名寺院「龍山寺」は台北の西側に位置しています

龍山寺

龍山寺

そこでおすすめなのが
昼に龍山寺で参拝 → MRTで松山駅へ移動 → 夜は饒河街夜市、という1日ルート

龍山寺では、
学業運・健康運を願う人
家族の幸せを祈る人
パワースポット好きな人

に人気の寺院で、「昼に静かに祈り、夜に食で癒される」という旅のリズムが最高です

夜市の歩き方のコツ

夜市の歩き方のコツ

  1. 片側ずつ攻めよう!
    通りが狭く、両側に屋台が並んでいるため、往路と復路で違う側を歩くのがポイント。
    気になるお店をチェックしておいて、帰りに買うのもアリ
  2. 現金は小額を用意
    夜市の支払いは現金オンリー。100元札や10元コインを多めに
  3. ドリンクは最後に!
    夜市名物の「青草茶」や「冬瓜茶」などのローカルドリンクは、食べ歩き後のクールダウンに最適。喉がスッキリします
  4. 服装は軽装でOK
    人混みで暑くなるので、Tシャツ+軽めの上着がおすすめ。雨が降ってもアーケードで安心です
お土産におすすめのローカル商品

お土産におすすめのローカル商品

夜市の途中には、台湾茶・ドライフルーツ・胡椒餅の冷凍パックなども販売されています
自宅でも夜市気分を楽しみたい人にはぴったり。
最近は「夜市限定Tシャツ」なども人気で“I ❤️ Taiwan”の文字入りTシャツは意外と可愛いと評判です

↓あわせてご覧ください

台湾のお土産で人気のTシャツ!現地の夜市からブランドが買えるスポット

【基本情報】

名 称: 饒河街観光夜市 (じょうががいかんこうよいち)

所在地 :  Raohe St, Songshan District, Taipei City,  台北市松山區饒河街

アクセス: MRT松山新店線「松山駅」5番出口すぐ

営業時間:17:00〜24:00頃(屋台によって異なる)

TEL  :  +886 2 2766 8876

詳細URL(公式HP):https://www.travel.taipei/zh-tw/attraction/details/1538

夜市が一番盛り上がるのは19時〜22時頃
夜10時を過ぎると人が減り始め、のんびり歩けるようになりますよ・・・

↓MAP

写真スポット&インスタ映えポイント

饒河街夜市の**赤い門(牌楼)**は絶対に写真を撮りたい場所!
ライトアップされた門の向こうに、一直線に続く屋台の光景はまさに“台北の夜”そのもの
通りの奥から門を背景に撮ると、提灯や人の流れもきれいに写ります

また、松山慈祐宮の夜の姿も必見
煌びやかな屋根の彫刻や龍の装飾は、どこを切り取ってもフォトジェニックです。

祈りと食が融合する、台北で一番“味わい深い”夜市

饒河街夜市は、台北の中でも特に**「ローカル文化と食の深み」**を感じられる場所
観光地化しすぎず、地元の温かさと庶民のエネルギーがそのまま残っています

門をくぐる瞬間の香り、屋台の湯気、寺院の鐘の音——
そのすべてが、台湾の“夜”を象徴しています

もし「一晩で台湾の本質を感じたい」と思ったら、
饒河街夜市と龍山寺をセットにした夜の旅を、ぜひ体験してみてください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です