台北市観光のモデルコースで絶対に行きたい松山文創園区(まつやまぶんそうえんく)

松山文創園区

初めての方なら見逃せない台北のクリエイティブ拠点「松山文創園区」

~歴史ある建築と最先端カルチャーが交差する場所~

台湾旅行というと夜市グルメや歴史的な寺院巡りをイメージする人が多いかもしれません
でも、近年の台北はそれだけではありません
アートやデザイン、カルチャーを発信する拠点が次々と誕生しており、その中でも特に注目を集めているのが松山文創園区(ソンシャン・ウェンチュアンユェンチュー)です

工場跡地

工場跡地を再利用

ここはかつての工場跡地を再利用して生まれた、いわば台北のブルックリン的存在
レトロな建物の中に最新のデザインショップやアート展示が並び、歴史と創造性が融合したユニークな空間が広がっています

松山文創園区

今回は、松山文創園区の魅力をご紹介していきます

松山文創園区

松山文創園区は、1937年に建てられた「松山煙草工場」の跡地をリノベーションして誕生した文化施設です
長い間、煙草工場として稼働していた建物を保存・再利用し、2011年に正式に一般公開されました

松山文創園区

広大な敷地には赤レンガ造りの工場跡、貯水池を活用した庭園、そして展示ホールやカフェ、ショップが点在しています。
過去と現在が共存するこの空間は、台湾の「文創(文化創意=カルチャー&クリエイティブ)」ブームの象徴的存在として、市民や観光客に人気です

松山文創園区

松山文創園区

園区の見どころ

  1. レトロ建築の工場跡

園区を歩いているとまず目に入るのが、煙草工場時代の趣を残す建物群
高い天井や大きな窓、赤レンガの壁がそのまま残され、まるで工場見学に来たかのような気分になります
インダストリアルな雰囲気は写真映えも抜群

松山文創園区

旅行者の多くがここで記念撮影を楽しんでいます

デザインショップとセレクトストア

  1. デザインショップとセレクトストア

園区内には台湾の若手クリエイターやブランドが出店するショップが集まっており、アクセサリーや雑貨、文房具などここでしか買えないアイテムに出会えます

デザインショップとセレクトストア

デザインショップとセレクトストア

特に台湾デザインのノートやトoteバッグはお土産にも最適
大型ショッピングモールとは違い、オリジナル感あふれる買い物ができるのが魅力です

  1. 展示会・イベントスペース

松山文創園区では年間を通じてさまざまな展示やイベントが開催されます
アート展、デザインフェア、映画祭などジャンルは多彩

イベント

訪問するタイミング次第で、思いがけない体験ができるのも楽しみのひとつです
旅行前に公式サイトでイベントカレンダーをチェックすると良いでしょう

↓様々な展示室があります

様々な展示室

  1. カフェとレストラン

散策の合間には園区内のカフェでひと休み
リノベーションされた空間におしゃれなカフェが並び、コーヒーやスイーツを楽しめます

カフェとレストラン

カフェとレストラン

休日には読書をする学生や仕事をする人々の姿も多く見られ、台北のライフスタイルを肌で感じられるはずです

カフェとレストラン

  1. 誠品生活 松菸店

園区内で外せないのが誠品生活 松菸店(Eslite Spectrum Songyan Store)
台湾を代表する大型書店チェーン「誠品書店」が展開する複合施設で、本だけでなく雑貨や文具、レストランも揃います。

誠品書店

誠品書店

旅行者にとっては、雨の日でも楽しめるスポットとして大人気。

楽しみ方のアイデア

写真撮影スポット巡り

レトロな工場跡や緑の芝生、アート展示はどこを切り取っても絵になる風景。
インスタ映えを狙いたい人には最高のスポットです

松山文創園区

イベントに合わせて訪問
例えば「台北金馬映画祭」や「デザイン博覧会」などの大規模イベントがここで開催されることもあります
旅行日程と重なればラッキー

雨の日プランに最適
屋内施設が多いため、雨の日でも快適に過ごせるのがポイント。カフェや書店でのんびり過ごすだけでも充実した時間になります。

周辺の観光スポット

台北101
台北といえば外せないシンボル。文創園区からは徒歩圏内で、ショッピングや夜景観賞と組み合わせるのがおすすめ。

國父紀念館
孫文を記念して建てられた施設。広大な広場や展示ホールがあり、こちらも歴史と文化を感じられる観光名所です。

信義商圏
デパートやブランドショップ、映画館が集まる台北随一のショッピングエリア。園区散策後のディナーにも便利です。

観光のポイント

歩きやすい服装で
敷地が広く、屋内外を行き来するため歩きやすい靴がベスト。

午後~夕方にかけて訪問がおすすめ
昼は展示やショッピングを楽しみ、夕方以降はライトアップされた園区や台北101の夜景を満喫するプランが人気。

イベントチェックを忘れずに
事前にイベント情報を調べて訪れると、通常よりもさらに楽しめます。

 

松山文創園区への行き方(アクセス方法)

松山文創園区は台北市信義区にあり、アクセスも便利です

  • MRT(台北捷運)
    「市政府駅」出口から徒歩約10分。「國父紀念館駅」からもアクセス可能。台北101からも近いので、観光ルートに組み込みやすい立地です。
  • バス
    市内の主要観光地から直通バスも出ており、停留所「松山文創園区」で下車すればすぐ。
  • タクシー
    台北駅からなら20分ほどで到着。料金も比較的リーズナブルです。

【基本情報】

名 称:松山文創園区

所在地 :  No. 133號, Guangfu S Rd, Xinyi District, Taipei City,

営業時間:8時00分~22時00分

TEL  :  +886 2 2765 1388

詳細URL(公式HP):https://www.songshanculturalpark.org/

↓MAP

松山文創園区は、台湾の歴史と現代カルチャーが融合したユニークで時代を楽しめる場所です
レトロな工場建築、最先端のデザインショップ、心地よいカフェ、そして大型複合施設「誠品生活」と、多彩な楽しみが詰まっています

観光だけでなく、台北のクリエイティブな一面を体感できる場所として、若い世代やアート好きな旅行者に特におすすめです。
ショッピング、アート、グルメを一度に楽しめる「松山文創園区」を訪れていつもの台湾旅行とはひと味違う体験をしてみませんか

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