自然と文化が融合する憩いの台北のオアシスで楽しめます
台湾旅行といえば、美食、夜市、歴史建築を思い浮かべる人が多いかもしれません
しかし、台北市内には都会の喧騒を忘れ、ゆったりと自然を満喫できる場所もたくさんあります
その代表格が「花博公園(Taipei Expo Park)」
広大な敷地に緑や花々が広がり、イベント会場やアートスポットも点在する、台北市民の憩いの場
今回は、花博公園の魅力や見どころ、観光プランに組み込みやすいアクセス情報や周辺スポットについて、ライトな雰囲気でご紹介します
花博公園とは?
「花博公園」は、2010年に開催された「台北国際花卉博覧会(Taipei International Flora Exposition)」の会場を整備し、その後も一般開放されている都市型公園です
台北市中山区に位置し、MRTの「圓山駅」から徒歩すぐという好立地
市民や観光客が自然を楽しみ、散歩やピクニックをしたり、季節の花を眺めたりできる場所として親しまれています
「Expo Park」と名付けられているように、単なる公園ではなく、展示ホールや美術館、マーケットなど多彩な施設が点在しているのも大きな特徴です。週末になるとイベントや市集(マーケット)が開かれ、賑やかな雰囲気に包まれます。
花博公園の見どころスポット
- 圓山花博公園エリア
花博公園のメインとなるのが「圓山エリア」。芝生広場が広がり、子供連れの家族やカップル、ジョギングを楽しむ人々でにぎわっています。春や秋には色とりどりの花が咲き誇り、台湾らしい南国の花々も楽しめます。写真撮影スポットとしても人気で、旅行中にリラックスした時間を過ごすにはぴったりです。

- 美術館やパビリオン
公園内には「台北美術館(Taipei Fine Arts Museum)」や、博覧会時代のパビリオンを改装した展示施設があります。アート好きな人には、美術館を巡りながら公園散歩をするのがおすすめ。展示は定期的に変わるため、訪れるたびに新しい発見があります。

- 美食と市集(マーケット)
花博公園の楽しみ方のひとつが、週末やイベント開催時に開かれる市集です。オーガニック食品やハンドメイド雑貨、台湾らしいストリートフードが並び、観光客でも気軽に参加できます。小籠包や魯肉飯といった定番の台湾グルメはもちろん、ローカルならではの屋台メニューも味わえます。
- 夢想館(Dream Pavilion)
花博のシンボル的存在だった「夢想館」は、現在も多目的施設として利用されており、音楽イベントや展示会が行われています。訪問のタイミングが合えば、ここでコンサートや特別展示を楽しめるかもしれません。
夢想館
- 緑豊かな散策ルート
公園は広大なので、のんびり散歩をするだけでも楽しい時間に
季節ごとに植えられる花が変わり、特に春のチューリップや夏のひまわり、秋のコスモスは人気。フォトジェニックなスポットを探しながら散策すると、思わぬ角度から台北の新しい魅力に出会えます

花博公園の楽しみ方
- 昼は自然を満喫、夜はライトアップを堪能
昼間は花や緑に癒やされ、夜になると一部の施設や周辺がライトアップされて幻想的な雰囲気に。昼と夜で表情が変わるのも、この公園の面白さです。 - ピクニックやリラックスタイムに最適
広い芝生にシートを広げてピクニックを楽しむのもおすすめ。台湾のコンビニやベーカリーで軽食を買って訪れれば、手軽にアウトドア気分を味わえます。 - イベントと合わせて訪れる
旅行前にイベントカレンダーをチェックしておくと◎。フードフェスやアートイベント、音楽ライブなどが開催されていることも多く、思いがけない体験ができるかもしれません。
周辺スポットも一緒に楽しもう
花博公園の魅力は、公園内だけでなく周辺にも見どころが多いこと。
- 士林夜市
台北最大規模の夜市。花博公園からMRTで1駅(劍潭駅)とアクセス抜群。夕方に花博公園を散策した後、そのまま夜市で夕食というプランが王道です。 - 台北美術館
公園の一角にあるため、美術館好きには必見。近代アートから台湾作家の展示まで幅広く楽しめます。 - 圓山大飯店(グランドホテル)
赤い中国宮殿風の建物が印象的な高級ホテル。花博公園から歩いて行ける距離なので、外観だけでもぜひ見ておきたいスポットです。
花博公園への行き方(アクセス方法)
花博公園は交通の便がとても良く、観光プランにも組み込みやすいのが魅力です。
- MRT(台北捷運)
「圓山駅」で下車、出口を出ればすぐ公園の入り口です。台北駅からでも乗り換えなしでアクセス可能。 - バス
複数の路線が公園周辺を通っており、市内観光の途中で立ち寄るのにも便利。 - タクシー台北中心部からなら10分程度で到着でき、料金もリーズナブルです。

観光のコツ
- 歩きやすい靴で
敷地が広いため、歩きやすい靴で訪れるのがベスト。特に夏は日差しが強いので帽子や日焼け止めも忘れずに。 - 週末は混雑に注意
イベントや市集のある週末は人が多く賑やかですが、静かに楽しみたい人は平日訪問が狙い目です。 - 撮影スポットは多彩
芝生広場や花壇だけでなく、パビリオンや近代的な建築もフォトジェニック。SNS映えする写真を狙う人にはぴったりです。
【基本情報】
名 称:花博公園
所在地 : No. 1號, Yumen St, Zhongshan District, Taipei City,
アクセス: 上記参照
営業時間:24 時間営業
TEL : +886 2 2182 8886
詳細URL(公式HP):https://www.expopark.taipei/
↓MAP
まとめ
花博公園は、台北観光に「癒し」と「文化」をプラスできるスポット
美しい花や緑に囲まれてリラックスするもよし、イベントやマーケットで台湾らしい活気を楽しむもよし・・・・
アクセスの良さから、半日観光や夜市との組み合わせにもぴったりです。
グルメやショッピング中心の旅行に少し疲れたら、自然とアートに触れられる「花博公園」でひと息
台北の新しい魅力に出会えるはずです


